エアドロップ・ハンティングにおいて、最も重要な指標の一つが「誰がバックにいるか」です。Baseチェーン上で急速に存在感を強めている o1.exchange について、公開情報とオンチェーンの動きからその「正体」と「勝算」を分析します。

1. “CoinbaseのGenius” という立ち位置

Binance Labsが支援する「Genius」がBNBチェーンでの確固たる地位を築こうとしているのと対照的に、o1.exchangeは明らかに “Coinbaseのエコシステムにおける対抗馬” として設計されています。

強力なVCとパートナー

  • Coinbase Ventures (Lead): 単なる出資に留まらず、Baseチェーンの主要インフラとしてo1を位置付けています。2025年8月に主導した$4.2Mの調達は、この分野では異例の規模です。
  • AllianceDAO: DeFiance Capitalや多くのソラナ系プロジェクトを輩出した名門アクセラレーター。「Web3のY Combinator」とも呼ばれ、ここを通過したプロジェクトはTGE(トークン発行)までたどり着く確率が極めて高いことで知られます。

2. チームの出自:AI x 金融の交差点

CEOの Jerry Pan は、単なるクリプト起業家ではありません。

  • Databricks出身: AI/ビッグデータ解析の最大手企業でエンジニアを務めた経歴を持ちます。
  • 技術特許: 3つの米国特許を保有しており、技術力の裏付けがあります。

o1.exchangeが単なるDEXではなく「トレーディング・ターミナル」を標榜し、AIエージェントによる自動取引を強調しているのは、この創業者の背景が色濃く反映されているためです。

3. なぜ「今」なのか?

Baseチェーンは、ミームコインやDeFiのアクティビティが爆発的に増加していますが、Solanaにおける「Photon」のような**「決定版となる高速取引ツール」**がまだ不在(あるいは群雄割拠)の状態です。

Coinbase Venturesがバックにつき、a16zの影も見え隠れするo1.exchangeは、この空白地帯を「資金力」と「政治力」、そして「技術力」で埋めに来ています。トークンエコノミクスが未公開の今こそ、先行者利益を取る絶好のタイミングと言えるでしょう。

出典・参考文献

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